筑穂牛のこと

筑穂牛とは
福岡県最古の
ブランド牛の
一つである

 

筑穂牛の条件筑穂牛としての証明個体識別番号とは生産地域の条件博多和牛との関わり飼育条件餌の特徴特別な飼育法

筑穂牛の条件

「筑穂牛」として認められるためには、以下の条件を満たす必要があります

福岡嘉穂農業協同組合、筑穂支所管内に住所が有り、統一のオリジナルブレンドの基礎配合飼料を給与すること

筑穂牛としての証明

福岡嘉穂農業協同組合、筑穂支所管内に住所が有り、統一のオリジナルブレンドの基礎配合飼料を給与して生産され、福岡嘉穂農業協同組合が認めるもの

個体識別番号とは

国内でのBSE(牛海綿状脳症)発生を契機として平成15年6月に「牛の個体識別のための情報の管理及び伝達に関する特別措置法」(「牛トレーサビリティー法」)が制定され牛全頭に10桁コードの耳標(イヤータグ)が装着されるようになりました。
①出生月日
②雌雄の別
③品種
④所有者の氏名と住所
⑤飼養場所と飼養を始めた年月と畜年月日

生産地域の条件について

飯塚市旧筑穂町内(福岡嘉穂農業協同組合、筑穂支所管内)

博多牛との関係

筑穂牛は博多和牛に属しており、福岡のブランド牛認知度向上のためにも、県内の生産農家と協力しあって生産・販売しています。

飼育の条件

筑穂牛独自のブレンドした飼料を使用
牛さんのストレスなど、環境を第一に考えた居住空間づくり。

餌の特徴

昔から変わらない、オリジナルブレンドの飼料を使用。
赤身のこくと旨味、霜降りのまろやかな風味、黒毛和牛の良さを際立たせるよう配合された飼料。

特別な飼育法

牛さんに無理の無いよう、肥育期間に合わせた給餌方法と牛さんのことを第一に考えた居住空間づくりを行っています

筑穂牛の特徴

福岡県飯塚市の旧筑穂町で育てられている小倉牛と並ぶ福岡県内最古のブランド牛で、長崎や佐賀、宮崎で黒毛和種の仔牛を買い付け、独自の飼料・肥育方法でじっくりと柔らかな肉質をつくりあげます。繊細な“さし”が走る肉は、ほんのりと優しい薄紅色。その脂は甘く、まるで舌の上でとろけるようです。

その肥育法は単に太らせるだけではありません。約20ヵ月を掛けてじっくり健やかに育てられます。最初の約10ヵ月の成長期には内臓や骨格をしっかりとつくるために、主に稲わらや牧草などの繊維質の餌が与えられます。そして、身体ができあがってからようやく脂肪を付ける段階に入ります。約10種類の穀類を筑穂牛独自の比率でブレンドし、飼料を増やします。

セリの様子

飼育の様子

繊細な“さし”が走る肉

早い段階からカロリーの高い穀類を主体にすると、手早く“さし”を増やすことはできますが、突然死したり、体調を崩したりする危険性が高くなります。月齢に応じて身体に無理のない成長を促すことで牛をより健やかに育てることができます。

肥育農家が試行錯誤を重ねた末にたどりついた、この独自の飼料と肥育法により育てられた筑穂牛は、他のブランド牛にも負けない高い品質の牛肉となります。

筑穂牛の飼育農家

瓜生牧場
瓜生忠之さん、長男の貞之さん、次男の成人参親子は、「筑穂牛」肥育農家の中心的存在。「先代から続くブランドを、これからも大切にしていきたい」と貞之さんは言います。畜産経営においては、平成10年度「全国優良畜産経営管理技術発表会・畜産局長賞」を受賞。また良質な肉牛の生産についても全国的に評価され、平成21年度「全農肉牛枝肉共励会」ではA-5ランクの「筑穂牛」で、全国3位に輝きました。
森本牧場
「牛は本当に可愛い。出荷の時には胸が痛みますが、だからこそ、ともに過ごす時間は大切に育てたい」と語るのは、森本義彦さん。父・運(はこぶ)さんとともに、朝から夜まで牛の様子をこまめに観察しながら肥育しています。食べ残した飼料は測り、糞の状態もチェックする。体調の悪い牛がいればすぐに分かるそうです。「牛がよく食べ、よく眠れるように」と、牛舎にモーツァルトなどのクラシックの曲を流しています。

上野牧場
牛たちのベッドとなる敷料は約10日おきに取り替え、眠りやすい清潔な環境を整える、上の和幸さんの牛舎。約50頭の牛が空間にゆとりをもって配置され、どの牛も、ストレスなど無縁のおだやかな表情を浮かべています。仔牛を買い付けてくるのは、父・政幸さんの役割。仔牛を選ぶのはとても奥が深いそうで、「もう40年以上牛を見てきましたが、まだまだ勉強しなければ」と若々しい笑顔で語ってくれました。
大庭牧場
竹林を抜けるごとに、空がどんどん広くなる。やがて、深呼吸したくなるような澄んだ空気に包まれる…。そんな高台に位置する大庭浩一さんの牛舎は、4戸の肥育農家の中でも、抜群に静かなロケーションを誇る牛舎です。ゆったりと広い空間に、約60頭の牛がのびのびと肥育されています。牛にストレスが掛かりにくい環境であっても、「病気にはいち早く気付けるように」と、日々愛情を持って牛たちを観察しています。
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